ネットワークナース通信を発行いたしました!【2024年3月】

ネットワークナース通信2024年3月

平素は格別のご贔屓にあずかり、お世話になりまして誠にありがとうございます。
 
3月1日でネットワーク訪問ナースステーションは皆様のお陰様で開所4年目に入り感謝です。
利用者様お一人おひとりとはご縁だと思い、ご縁で繋がっている方への思いやりやおもてなし、そして、寄り添う事は当然の事と捉えています。
家族ではありませんが、自分の家族なら、自分ならどうして欲しいかは勿論ですが、利用者様の「思い・ご意向」を引き出し、寄り添う事を大切にしております。

希望など無いと仰る方、充分に生きたと仰る方、生きるのが辛い早く死にたいと仰る方が、思いの外多くいらっしゃる事にも驚きでした。
些細でも「希望を持って生きる」事を一緒に考える事からのスタートです。
個々の死生観は大切にして、今迄の人生を振り返り、絡まった糸を紐解く様に希望を探り寄せる事もあります。
皆様が其々の希望がある事、本当は幸せに生きたい事、ひとりで死逝く事の恐怖がある事を知ります。
自宅で暮らしたいと希望しても、施設入所になる事も多々あります。新しい場所で、居場所を見つけ、幸せを感じて生きて欲しいと願うばかりです。

また、癌で看取りをしたご家族のサポートしています。グリーフケアは勿論の事、定期的に訪問し、近況を伺い話をする事で、故人が繋げてくれた縁を大切にしています。
小さな小さな訪問看護ステーションですが、地域の中でお陰様でお役に立ててありがとうございます、と感謝の初心を忘れず、他職種とのネットワークの中で、利用者様、ご家族様の笑顔が見られる様に、笑顔で訪問できる様とプロとしての知識やスキルアップに研鑽して参ります。
一度しかない人生、何処にいても自分らしく生きられる環境や世の中であります様に祈念しております。

4年目も地域で暮らすお一人おひとりの療養生活を支えられますように、地域連携の一員として、おもてなしの心に磨きをかけて参ります。
今回は「在宅看取りを実現するための社会資源活用」の事例です。
ホームページ『ネットワーク訪問ナースステーション』で検索すると、一番上に出てきますので、是非覗きにきてくだいね