ネットワークナース通信を発行いたしました!【2023年4月】

ネットワークナース通信2023年4月

平素は格別のご贔屓にあずかり、お世話になりまして誠にありがとうございます。
今月も地域で暮らすお一人おひとりの療養生活を支えられますように、地域連携とおもてなしの心に磨きをかけて参ります。
コロナウィルス感染の終息傾向に向かっているようですが、「ウィルスとの共存・共生で」と脱マスク・自己判断自己責任でと転換しています。
とはいえ感染は無くならず、基礎疾患のある方は特に自己防衛や免疫力強化が必要でしょうし、皆様も換気とうがい・手洗いの励行、マスク着用等の予防と、まめな水分補給、それと、充分な睡眠と栄養で免疫力アップを心がけましょう。
今回は、コロナ禍で入院中会えないもどかしさから「どうしても自宅で介護したいを叶えた看護』というテーマです。
転倒骨折で安静中に嚥下困難になり、胃瘻造設術。入院中に急性白血病が見つかり、治療開始。
絶望のなかで、入院中コロナ禍で面会禁止の苦悩。感染リスクがある中で医師が決断したことは、「無理のない様に退院に向けて治療しましょう。ご家族に会えるようにしましょう」とご主人に話し、ご主人は叶わぬと思っていた退院を希望しました。
プロの集団が知恵を絞って、出来る事を信じて、退院を実現した事例です。
療養者が意思疎通ができなくても「思い」をくみ取り、ご家族にも寄り添い、おもてなしの看護で尊厳の保持と療養者と介護者の自分らしい生活を人生の最後まで続ける事が出来る様、地域の包括的な支援「地域連携・医療連携」が大切だと考えます。
ホームページも毎月更新しております。『ネットワーク訪問ナースステーション』で検索すると、一番上に出てきますので、是非覗きにきてくださると嬉しいです